ゴルファーが筋トレをしてはいけないたった1つの理由

 

 

「ジムで鍛えているのに痛くなりました」

「ゴルフを続けるためにジムに行っています。」

 

 

と言われたのは、60代の女子ゴルファーAさんです。

この方は、長年ゴルフをやってきてシニアの全国大会出場を狙えるほど、頑張ってこられました。

Aさんが当院に来られたのは、試合後に急に腰が痛くなり、

「次週のラウンドに影響が出るかも」

と不安になったからだそうです。

そんなAさんが一番最初に言われたことが

「先生、私ジムでしっかり鍛えているのに何で痛めたんでしょうか?

という質問でした。

ジムで鍛えている方が良く言われる質問です。

今回は、スポーツをされる方はジムなどで鍛えない方がいい理由についてお伝えします。
(ここでいうジムでのトレーニングとはウエイトトレーニングの事です)

ジムに行って痛めた方、ウエイトトレーニングをした方がいいか迷っている方の参考にして頂ければ幸いです。

鍛えているのに痛めた理由

Aさんが言われた

「先生、私ジムでしっかり鍛えているのに何で痛めたんでしょうか?」

という質問の答えはただ1つ

「ジムでのウエイトトレーニングでは、ゴルフに必要な筋肉は鍛えられないから」です。

ゴルフに不必要な筋肉は、邪魔になりケガの原因に!

そもそもスポーツとウエイトトレーニングで鍛えられる筋肉には違いがあります。

この違いを分かっていれば、どんなトレーニングをすればいいのかわかるので、説明していきますね。

鍛え方の違い

まずウエイトトレーニングで鍛えられる筋肉の特徴は「大きく重たい」ことです。

ウエイトトレーニングは主にボディービルダーの方が、見せる筋肉をつけるために行います。

スポーツ選手の筋肉の特徴は「しなやかで動かしやすい」ことです。

スポーツの競技特性にもよりますが、持久力や俊敏性が必要なので、しなやかで動かしやすい筋肉が必要です。

まとめ

・ウエイトトレーニング・・・見せる筋肉

・スポーツ・・・しなやかで動かしやすい筋肉

 

ゴルフの場合

Aさんのようなゴルファーの場合はジムでの筋トレを行ってしまうと、重たい筋肉がついてしまいます。

ゴルフの競技特性として、下半身はガチっと安定・上半身はしなやかさが必要です。

なのでジムでの筋トレを行い、動かしにくい筋肉がついてしまうと

重りをつけた動かしにくい体」が出来てしまいます。

このままゴルフをすると必要のない筋肉が動きの邪魔をして、痛みやけがにつながるんです。

スポーツの特性に合わせた筋肉

スポーツで使う筋肉はそのスポーツに合わせた動きで、鍛えることが大切です。

野球界の偉大な名選手イチロー選手も

トラとかライオンはウエイトトレーニングしない

という言葉を使い、野球においてウエイトトレーニングは必要ないと言われています。

そしてイチロー選手は「人体を理解すると動きとかトレーニングにだいぶ差が出る」とも言われています。

その動画に興味のある方のためにリンクを張っておきますね。

ゴルフの特性に合わせたトレーニング

ゴルフのために身体を鍛えたいのであれば、ごるふの動きの中で鍛えていく必要があります。

今回は簡単に出来るトレーニングを2つお伝えしたいと思います。

①インパクト時の股関節の安定トレーニング

この動画ではバランスボードに乗っていますが、普通の床で行ってください。

②体幹トレーニング

膝が動かないように注意して行ってください。

まとめ

ジムで鍛えるのはダメなわけではありません。

しかしあなたの鍛える目的によって、トレーニング法も変えなければケガの原因になってしまいます。

あなたの行っているスポーツの競技特性に合わせたトレーニングを、当院ではお伝えすることが出来ます。

気になる方は下のLINEに登録して「スポーツ名・どんな問題があるか・どうしたいか」

をご記入頂き送信してください。

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